わたしが毎月積立投資をしている「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」について、2018年のパフォーマンスを評価してみました。
基準価額の推移
まず、楽天全世界ファンドの基準価額の推移から見てみます。
2018年の各月における月初と月末の基準価額、月初から月末にかけての増減率をまとめてみました。
年月 | 基準価額 | 増減率 | |
---|---|---|---|
月初 | 月末 | ||
2018年1月 | 10,631 | 10,636 | 0.05% |
2018年2月 | 10,689 | 10,153 | -5.28% |
2018年3月 | 9,976 | 9,795 | -1.85% |
2018年4月 | 9,800 | 10,172 | 3.66% |
2018年5月 | 10,122 | 10,168 | 0.45% |
2018年6月 | 10,139 | 10,166 | 0.27% |
2018年7月 | 10,246 | 10,512 | 2.53% |
2018年8月 | 10,630 | 10,647 | 0.16% |
2018年9月 | 10,638 | 10,926 | 2.64% |
2018年10月 | 10,920 | 9,917 | -10.11% |
2018年11月 | 9,966 | 10,177 | 2.07% |
2018年12月 | 10,212 | 9,181 | -11.23% |
2018年は3分の2がプラス月でした。
でも、増加率を見てみると良くて2%台くらいで、そこまで高いというわけではなく、あまり良いとは言えない感じです。
2月・10月・12月の3回、世界的に大きな株価暴落もあり、年初から年末にかけては最終的にマイナス1,450円(-15.79%)という結果になりました。
ただ、12月の大暴落を除くと、全世界に分散しているということもあり、上下に大きく振れるということはあまり無かった印象でした。
運用利回り
次に、わたくしの運用利回りです。
わたしは9月から毎月2万円の定額積立していたのと、始めたばかりということで、基準価額が大きく下がったところを見計らって5~10万円単位で数回に分けて購入したりしました。
運用利回りは、ディーツ簡便法による時間加重収益率を算出して求めました。時間加重収益率は何かと言うと、
運用機関の意思によってコントロールできない運用期間中のキャッシュ・フロー(企業年金の掛金や給付による資金の増減が典型)の影響を排除して、運用機関の運用能力を評価するのに適した投資収益率の計算方法。
https://www.pfa.or.jp/yogoshu/shi/shi04.html
この間加重収益率を求めるにあたっては、「アウターガイ」さんのブログ「バリュートラスト」のツールを利用させて頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます!
年月 | 収益額 | 収益率 |
---|---|---|
2018年9月 | 3,155 | 5.26% |
2018年10月 | -25,687 | -3.87% |
2018年11月 | 25,051 | 2.12% |
2018年12月 | -137,946 | -10.24% |
9月は約5%のプラス、10月の暴落を持ちこたえて11月には約2%とまあまあ順調でしたが、12月の暴落には耐えきれませんでした・・・
9月・10月に初期投資としてまとまって購入した分が仇となり、2018年のトータルとして見ると、マイナス125,522円(-17.08%)という残念な結果となってしまいました。
2018年の総評
投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year 2018」で堂々の1位をとるなど人気があるファンドであるということ、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」にインデックスファンドとして間接的に投資ができるということでこのファンドは選びました。
総資産としても、2018年でだけ約8倍(約17億→約150億)も増えていますし、とても人気があるファンドであることが分かりますね。
2018年としては約17%のマイナスという結果に終わってしまいましたが、この12月の暴落では他のほとんどのファンドで同様にマイナスとなっているので、これはもうしょうがないと思います。
逆に、今は基準価額としては一旦下げるところまで下げてますので、同じ積立額で多くの口数が買えるので、これからはとてもお買い得!
わたくしは2019年も継続して積立をしていきます。