確定申告で損益通算しようとしてる人必見!やると逆に損するかも!?

2018年11月4日税金確定申告

もう11月、そろそろ確定申告の時期ですね。

私は会社から給料を貰っている普通のサラリーマンなので、確定申告は会社が全てやってくれていますので、特に何もする必要はないです。

ただ、以前、株で出した大損を少しでも減らしたく…

節税して、少しでも損を取り返そうと「損益通算」をするために税務署に確定申告しに行ってきました。

 

税務署に行って、職員から言われた衝撃の言葉。

 

「損益通算することはできますが、年収が跳ね上がって住民税がとんでもなく高くなるかもしれませんが、大丈夫ですか?」

 

「え?え?えーーーーーーーーーーーーーーー?」

 

頭がパニック状態になりました…

 

確定申告のトラップですよ。これは。

私と同じように損益通算のため確定申告しようとしている人は、ご注意下さい!

 

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損益通算とは?

まず損益通算とは何なのか、国税庁のHPを見てみると、

 上場株式等を金融商品取引業者等を通じて売却したこと等により生じた損失(以下「上場株式等に係る譲渡損失」といいます。)の金額がある場合は、確定申告により、その年分の上場株式等の配当等に係る利子所得の金額及び配当所得の金額(上場株式等に係る配当所得については、申告分離課税を選択したものに限ります。以下「上場株式等に係る配当所得等の金額」といいます。)と損益通算ができます。また、損益通算してもなお控除しきれない損失の金額については、翌年以後3年間にわたり、確定申告により上場株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得等の金額から繰越控除することができます(注)。

国税庁HP(一部抜粋)

 

簡単にまとめると、

  • 損益通算とは、損失と利益を合算すること
  • 利益が出ると税金がかかるが、損失と合算することで課税額を減らし節税することができる
  • 損失は3年間繰り越して控除することができる

これだけ見たら、株取引など投資を行っている人はした方がお得ですね。

 

確定申告に必要なもの

確定申告に必要なものとして、私が準備したものは、

  • 特定口座年間取引報告書
  • 源泉徴収票
  • 印鑑

こんなもんでした。

 

「特定口座年間取引報告書」は証券会社に申請すれば1週間くらいで届きます。

源泉徴収票は、会社に申請しました。(昔のが残ってなくて…)

 

損益通算する/しないの判断基準は?

まずそもそも論として、株に限って言えば、以下に当てはまる場合は確定申告は不要になります。

  • NISA口座で取引している → NISA口座で得た利益は課税対象外
  • 源泉徴収あり特定口座で取引している → 証券会社が代わりに納税してくれているため不要

 

上記で確定申告は不要と言いましたが、別にしてもOKです。(無理に手間暇かけてする人はいないだろうけど)

ただ、以下に当てはまるのであれば節税対策として損益通算しましょう。

  1. NISA口座以外で株取引がある人
  2. 少しでも節税対策して、損をしたくない人(手間暇を惜しまない人)
  3. 株取引の売買回数が少ない人

1つ目は、NISA口座で発生した利益・損失はNISAという非課税制度上、損益通算できませんので特定口座などの場合に限ります。

2つ目はその通りですね。

3つ目の「株取引の売買回数が少ない人」がとても重要です。

次で詳しく見ていきましょう。

 

税務上の収入の考え方

私の特定口座年間取引報告書での例にご紹介します。

この報告書合には、以下の3つの金額が書いてあります。(楽天証券の場合)

  • ①譲渡の対価の額(収入金額)
  • ②取得費および譲渡に要した費用の額等
  • ③差引金額(譲渡所得等の金額)(①-②)

私の場合、①が約6500万、②が約6600万、③が約-100万となっていました。

①が6500万って多くね?稼ぎ過ぎじゃね?って思う方もいるかと思いますが、そこなんです!落とし穴というのは。

私はデイトレーダーではなく、そんな利益を得た記憶はないです。ただ、ある程度まとまった額を突っ込んでは売って、突っ込んでは売ってを繰り返していたので、買った総額、売った総額が①②として計上されたというカラクリでした。

となると、税務上の収入は 「①の6500万 + 会社から得た給料分」 ということで、数字だけを見るとそこらのお金持ちと同じくらいの収入があると見なされてしまいます。

それだけならいいんですが、収入額って住民税に影響するので、翌年からの住民税額が跳ね上がります。加えて、会社にも当然、「こいつ、収入額多くね?なんか副業とかしてる?」というあらぬ疑いをかけられてしまうかもしれません。

つまり、私の場合は損益通算のために確定申告すると住民税が多く取られるから、損益通算しないほうがいい、ということです。

 

まとめ

私のような場合は損益通算すると、逆に損をしてしまうことが分かりました。

ケースバイケースなので、人によってはしたほうがお得となる場合もありますので、まずは、特定口座年間取引報告書を取り寄せて見たほうがいいです。投資の勉強にもなりますしね。

あと、確定申告は税務署に行きましょう。

私は、この手の申請はなんでも区役所で出来ると勝手に思い込んでいたので、職員の方は皆「何言ってんだコイツ?」状態でした。お恥ずかし…

 

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2018年11月4日税金確定申告