オープンハウスで家を買う場合の住宅ローンについて、私の実体験をもとに注意点をまとめてみました。
住宅ローンの代行手数料は10万円
オープンハウスで住宅ローンの手続きを頼むと、代行手数料として10万円がかかることになります。
オープンハウスとしては、早く・確実に家を買って欲しいわけなので、特にこちらから何も言わなければ、営業さんのほうで面倒なローン手続きをいろいろとしてくれます。
もし、この住宅ローンの手続きの全部を自分でできれば、10万円を浮かすことができます。
10万円もあれば、良いオプションを1つや2つ入れることができるので、この差がなかなか大きいと思います。
ただ、自分の場合は仕事が忙しくて、平日に時間が取れないということもあり、オープンハウスに任せることにしました。
家を建てるにあたって他にもいろいろしなくていけなかったので、10万円ケチるよりもそっちに時間を使うことにしました。
住宅ローンはネットバンク以外
オープンハウスの営業の方に、「変動金利でお願いしたいんですけど・・・」と伝えたら、3行を紹介してもらいました。
- 三井住友信託銀行
- りそな銀行
- 横浜銀行
後は、どの銀行にするか自分で決めれば、住宅ローンの仮審査、本審査などを営業の方が銀行に話を通して進めてくれます。
楽天経済圏にどっぷりハマっている私としては、メインバンクである「楽天銀行」で住宅ローンを考えていたんですけど、営業の方から「ネットバンクは出来ません」と言われしまいました・・・
どうやら、ネットバンクの場合は代行してもらえないようです。
なので、紹介された3行の中から選ばないといけなかったので、融資額・手数料の兼ね合いで最終的には「りそな銀行」を選びました。
とはいえ、ネットで住宅ローンの金利ランキングを調べてみても、「りそな銀行」は上位でしたので、悩む手間が省けてラッキーでした。
ちなみに、「りそな銀行」の最終的な金利としては【変動金利・0.47%】でした。
詳しくはこちらの記事にまとめてます。
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オプション料金を見越してローンを組むこと
結構、ここが一番大事です。
実際、私が「やっぱり、ああしとけばよかった・・・」と思ったところなので。
何かと言うと、「オプション料金を見越した住宅ローンを組んでおけば良かった」です。
それは、一度組んだ住宅ローンの金額を減らすことは簡単にできるんですが、増額の場合は増額分についてもう一度審査をすることになるんです。
私が家を買ったオープンハウス・ディベロップメントでは、予め建物プランとして価格が決まっていて、間取りや設備を追加・変更した分だけオプションとして、追加料金が発生する仕組みになっています。
このオプション料金の額を見誤っていました・・・
やっぱり、注文住宅となると、あれもこれもと欲しくなるわけです。
特に私の場合、家の耐震性を気にしていて、
- 耐震等級2にUP
- 制震システムGVAを追加
このオプション代だけで約130万円かかりました・・・
加えてここに、嫁の要望だったり、今後のメンテナンス性を考慮したりで、
- 外壁シーリングのグレードUP(約35万円)
- エアコン2台の取付(約38万円)
- キッチンのグレードUP(約10万円)
- etc
「塵も積もれば山となる」とはまさにこのことです・・・
オプション代としては約380万円になりました。
オプション全くなしとなると、注文住宅の意味が無くなっちゃうので、当然と言えば当然なんですがね。
ということで、オプション代には200~300万円はかかるものとして、住宅ローンを組む金額も考えておきましょう。
【まとめ】注文住宅はお金がかかる
オープンハウスで住宅ローンを組むときの注意点でした。
特に3つ目のオプション代に関しては、当初思っていたよりもお金が掛かるので注意が必要です。
家づくりに掛かるお金の額は、いつも使っている金額とは大きく違うので金銭感覚も狂ってきます。(10万、20万円は安く思えて来る・・・)
無理のない返済プランとなるように、当初の予算を忘れずに住宅ローンを組まなくてはなりませんので、ご注意下さい。
そんな住宅ローンの支払い戦略について考えてみた記事もありますので、良かったらどうぞ。
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