iDeCoはデメリットよりメリットのほうが大きい

2019年9月16日投資信託iDeCo

自分年金であるiDeCoですが、デメリットに関する記事が数多くあるのですが、「それ、本当にデメリット?」っていうのがいっぱいあったので、今回はそれらについて書いていきたいと思います。

個人的に、iDeCoはデメリットよりメリットのほうが大きいと思うので、悩むなら始めたほうがよいと思います。



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デメリット① 60歳まで引き下ろせない

iDeCoは個人年金なので、好きな時に自由に引き出せるものではなく、原則60歳まで引き出すことはできません。そのため、万が一を考えると、10年20年30年と引き出すことができないことはデメリットだと言われています。

確かに、人生何が起きるかは予測はできませんが、iDeCoで運用しているお金がどうしても引き出したい状況というのは「失業してしまった」など、よっぽどのことだと思います。

これがもし、失業とかの類ではなく、急な出費のためにお金が必要になったぐらいであれば、iDeCoの掛金の額を間違っているんだと思います。例えば、毎月の貯金するところを全てiDeCoにしているとかです。少なくとも、iDeCoとは別に、iDeCoの掛金と同額以上を毎月しっかり貯蓄できていれば、このような事態は防げるはずです。

とは言え、iDeCoの最大のメリットである節税効果をこの理由だけで捨てるというのはもったいないと思います。

このデメリットに対する対策として、

  • 上限最大まで掛金を拠出しない
  • iDeCoの他に貯蓄ができなくなったら拠出を止める

これらをすることでリスクヘッジができるかと思います。

例えば、iDeCoで毎月23,000円を10年間、利回り3%で運用したとすると321万円貯まります。ここで拠出をストップしこのまま利回り3%で運用し続けたとすると、

  • 10年後:  0円 → 321万円
  • 20年後:321万円 → 431万円
  • 30年後:431万円 → 579万円

運用ストップしてからそのまま放置しておいても、258万円増える計算になります。単純計算ではありますが、「~かもしれない」という理由でやらないのはこうしたチャンスを捨てることになります。



デメリット② 口座管理手数料がかかる

iDeCoを始めるにあたっては手数料が発生します。

初回の手数料

まず、国民年金基金連合会に対して新規加入手数料として2,777円が最初の掛け金から引かれて徴収されます。

毎月の手数料

毎月掛かる手数料としては大きく3つあります。

  1. 国民年金基金連合会への手数料
     103円/月
  2. 信託銀行への手数料
     64円/月
  3. 運営管理手数料
     証券会社による

1と2は必ず掛かるお金ですが、3はiDeCoを始める証券会社によって変わってきます。楽天証券などのネット証券であれば0円(無料)のところが多いです。

手数料 < 節税効果

手数料についてご説明してきましたが、ネット証券であれば毎月の手数料はたった167円/月です。

  • 拠出額が5千円/月: 3.340%
  • 拠出額が1万円/月: 1.670%
  • 拠出額が2万円/月: 0.835%

毎月の拠出額が5千円の場合、約3.3%が手数料となりますので効果は薄れますが、毎月2万円ほど拠出する場合は1%を切ってきますので、そこまで気にするものではないと思います。

これら手数料よりも、iDeCoを始めることで得られる節税効果のほうが大きいです。例として、年収600万円・拠出額23,000円/月の場合だと、年間55,200円の節税効果があります。

自分の場合だといくらの節税効果があるのかは、楽天証券のシミュレーションより計算してみて下さい。



デメリット③ 元本割れの可能性がある

株や債券で運用する「投資信託」でiDeCoを運用した場合、元本割れの可能性があります。確かに、これは事実です。

この元本割れしてしまう可能性がデメリットの一つだと言われています。でも、これは普通に投信信託をやった場合だって同じことで、iDeCoに限った話ではないです。

長期で運用すれば元本割れリスクは減らせる

元本割れする可能性はあると言いましたが、iDeCoのように長期に運用するものであればそこまで心配は必要ないです。

一時的に景気が悪化して元本割れしたとしても、動揺せずに我慢してそのまま積立を続けていくことで、同じ積立額で多くの口数を購入することができ、景気がよくなったときにリターンが大きくなります。これをドルコスト平均法と言います。

加えて、投資信託には「複利」の効果といって、元本に利息を加えたものに対して、また更に利息が加わっていくことで雪だるま式にお金を増えていくというものです。

元本保証型の商品も選ぶことができる

それでもどうしても元本割れが心配な方は、元本保証型の商品を選ぶという手もあります。簡単に説明すると、iDeCoで定期預金を運用していくということです。

この方法であれば、投資信託で運用するよりはリターンを得られないものの、リスクは減らすことができます。



iDeCoのデメリット < メリット

以上、iDeCoのデメリットについて見てきましたが、正直そこまでのデメリットではないことが分かったと思います。それよりも、メリットのほうが大きいです。

iDeCoを始めようか悩んでいる人は、少ない掛金から始めてみるというのもよいのではないでしょうか。



こちらの記事では、iDeCoの節税メリットについてまとめています。



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2019年9月16日投資信託iDeCo