ふるさと納税は、いつも納めている税金を自分の好きな市町村や自治体を選んで納めるというだけであって、節税とはなりません。ただ、節約効果は大きいです。
なので、今回は、
- ふるさと納税をお得にする方法は?
- ふるさと納税で何を選べばいい?
この2点について、私の考えを書いていきます。
「ふるさと納税×楽天」で楽天ポイントが最大30倍
ふるさと納税は楽天市場からするのがおすすめです。
なぜかと言うと、楽天ポイントという形で大量のポイント還元を受けれるからです。
①SPUで最大ポイント16倍
②「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」で最大ポイント10倍
(①との重複分を除くと最大ポイント9倍)
③毎月5と0のつく日を狙って最大ポイント5倍
(①の重複分を除くと最大ポイント2倍)
④運が良ければ「勝ったら倍」で最大ポイント4倍
(①の重複分を除くと最大ポイント3倍)
⇒①~④合わせて最大ポイント30倍
これら4つを全て使えれば、最大で楽天ポイントが30倍も還元されることになります。
ただ、本当に30倍になるケースというのは、一部運任せの部分もあるため現実的ではありませんが、ポイント10倍ぐらいは誰でも狙えます。

①SPUで最大ポイント16倍
楽天グループのいろんなサービスを使えば使うほど、楽天市場のお買い物が最大ポイント16倍になるSPU(スーパーポイントアッププログラム)です。
楽天市場でよく買い物をする人であれば、できる限り楽天サービスに切り替えていきましょう。
私の場合は、
- 楽天会員(+1倍)
- 楽天モバイル(+1倍)
- 楽天ゴールドカード(+4倍)
- 楽天銀行+楽天カード(+1倍)
- 楽天証券(+1倍)
- 楽天市場アプリ(+0.5倍)
これら6つのサービスを利用しているので、特に何もしなくても必ず楽天ポイントが8.5倍となります。
なお、この倍率は2020年4月現在の内容です。定期的に見直しが入るので必ず確認しましょう。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天グループサービスを使えば使うほどポイントアップするお得なプログラムです…
②「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」で最大ポイント10倍
楽天市場で定期開催する「楽天スーパーSALE」か「お買い物マラソン」のどちらかの期間中にふるさと納税をするようにしましょう。
このセール中に行われる「ショップ買い回りポイント最大10倍」を最大限利用するのがポイントです。これは、多くのショップで買い物すればするほどポイント倍率が上がっていくというもので、当然ふるさと納税も対象になります。
ワンストップ特例制度を使う予定であれば、5つの自治体までふるさと納税できますので、少なくともポイント5倍は狙えます。
また、この機会に合わせて欲しかったもののも買い物することで、ポイント10倍は誰でも狙えます。
楽天スーパーSALE
・年に4回程度のペースで3の倍数月に行われるセール。
・ボーナスシーズンなどに重なることもあり、お買い物マラソンよりもお得度が大きい。
・買い回りポイント上限は20,000ポイント(過去実績)
お買い物マラソン
・年に8回程度のペースで楽天スーパーSALEをしない月に行われるセール。
・買い回りポイント上限は10,000ポイント(過去実績)
③毎月5と0のつく日を狙って最大ポイント5倍
毎月5と0のつく日に、キャンペーンにエントリーして楽天カードを使ってお買い物すれば、ポイントが5倍になるというものです。
先に紹介した「楽天スーパーSALE」と「お買い物マラソン」と併用できますので、いずれかのセール期間中に5と0のつく日を狙ってふるさと納税をしましょう。
ここで、勘違いしやすいポイントがあるので補足です。
このキャンペーンは、
- 楽天会員(+1倍)
- 楽天カード(+2倍)
(ゴールドカードまたはプレミアムカードなら+4倍) - 当キャンペーン(+2倍)
となっていて、上2つはSPUと重複しています。
なので、ポイント5倍とは言いましたが、このキャンペーン自体としてはポイント+2倍になります。
ですがそれでも、ポイントが+2倍も大きなアドバンテージですから利用しない手はありません。
④運が良ければ「勝ったら倍」で最大ポイント4倍
楽天がスポンサーとなっている以下の3チームが試合に勝てば、最大ポイント4倍となるキャンペーンです。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス
- ヴィッセル神戸
- FCバルセロナ
ただ、こればかりは運なので、もし買ってたらラッキーぐらいに捉えておくのが無難です。
生活必需品を返礼品に選ぶメリット
ふるさと納税の選び方ですが、生活必需品が返礼品となっている自治体を選ぶことをおすすめします。
つまり、普段の生活で必要となるもの・買い物をしているものをふるさと納税の返礼品として貰うことで、選び方にもよりますが、実質2,000円で1万円~2万円分くらいの節約効果は出せます。
◆お米やお肉などの食料品
◆普段買えない高級食品
お米やお肉などの食料品
お米とお肉は誰だって主食として食べるものなので、ここをふるさと納税で代替できればその分生活費をぐっと安く抑えることができます。
例えば、お米を例とすると、
- スーパーなどでお米10kgの値段がだいたい3,000~4,000円くらい。
- ふるさと納税で10,000円も寄付すればお米10kgが貰える。
- 年収500万円の方で40,000円くらいは寄付が可能
⇒40kgのお米をふるさと納税でまかなえる
つまり、お米40kg、約1万5,000円相当の節約になるということですね。
それにお米が重いですから、配送してもらえると普段の買い物も楽になります。
普段買えない高級食品
普段の生活でも「給料日だから美味しいものを食べよう」とか「ボーナス出たから焼肉だ!」とか、自分や家族へのご褒美としてプチ贅沢をする人も多いと思います。
このプチ贅沢をふるさと納税で代替するというのもおすすめです。
そうすれば、ふるさと納税で高級お肉や魚が食べれて、本来お金が出ていった分は貯金や投資に回せたりできます。
ふるさと納税をやらないのはもったいない
どうせ税金を払うのであれば、ふるさと納税をしてポイントと返礼品を貰ったほうが絶対おすすめです。
◆楽天ポイントという形で還元を受けられる
◆生活必需品を返礼品として選べば生活費の節約になる(=実質2,000円)

なお、ふるさと納税する際には、寄付上限額に注意して下さい。
年収や人によって寄付できる上限額が変わってくるので、上限を超えた寄付は本当にただの寄付となってしまいます。
ふるさと納税は、年収や各種控除の内容によって寄付できる上限額が人それぞれ異なります。 そんなふるさと納税ですが、これから住宅ローン控除を受けようとしている方は、寄付上限額に注意が必要です。もしかすると、住宅ローン控除によってふるさと納[…]